「韓国-釜山港・麗水光陽港湾合同物流セミナー」
近年、韓国-九州(山口)間では、自動車部品調達において両国のナンバープレートを付けた「ダブルライセンスナンバー」のトレーラーが公道を相互乗り入れることができ、積荷を載せ替える作業が不要になり、物流費削減の効果をもたらしています。こうしたダブルナンバー制度は、他の産業分野においても応用できるという期待感が寄せられています。こういった背景を受け、当センターは、来る11月22日(金)、ホテル日航福岡にて『釜山(新)港・麗水光陽港湾合同物流セミナー』を開催することになりました。「釜山港」と「麗水光陽港」はり、既に経済自由区域(FEZ)として各国企業の製造や流通を支えています。ご存知のように釜山(新)港は年間1,600万TEUの世界5位のコンテナー湾として位置付けられています。そして、麗水光陽港は2012年世界博覧会の開催地であり、韓国最大の重化学工業団地として産業原材料を国内外へ供給しています。最近、グローバル物流企業は、両港の産業分布が異なることからもたらす国際物流のモデルの多様性に注目し、各国の経済連帯及びFTAの影響を最大活用しようとしています。本セミナーでは、産業分野や貨物の特徴を問わず、幅広く日本企業へ新たな物流モデルをご提案するため、両港湾公社をはじめ、実際国際物流モデルのオペレーターにより、調達から製造-物流(流通)までの戦略モデルや事例を直接ご紹介さし上げる予定です。また、皆様のビジネスに有意義な情報交換の場としてご活用して頂くため、併せて個別相談交換会も行う予定ですので、多くの皆様のご参加お願い申上げます。 敬具
——————————————————————-
プログラム
▼韓国の最新経済情報と日・韓経済関係 KOTRA IK
▼釜山(新)港と国際物流モデル 釜山港湾公社
-釜山新港の開発状況と実績等
-最新日本企業の動き等
▼部材産業と麗水光陽港湾の物流モデル 麗水光陽港湾公社
-原材料調達と麗水光陽港湾の機能
-日・中・韓の国際物流とは?
▼日・韓物流の取り組み 日本通運㈱
-日・韓物流の現状(ダブルライセンスナンバーのあり方等)
-今後の物流展開(アジアと日本)
▼物流企業が語る物流改善の道:事例発表
-現代ロジスティックス㈱
-CJ大韓通運㈱ 等4社
▼個別相談交換会
-ご参加企業の物流懸案の相談
-各種物流シミュレーション等
——————————————————————-
開催概要
●日時:平成25年11月22日(金) 10:00~15:30(セミナー/午餐会/個別相談交換会)
●会場:ホテル日航福岡 都久志の間(3F)(福岡市博多区博多駅前2-18-25 TEL.092-482-1111)
●主催:韓国産業通商資源部(日本の経済産業省)、KOTRA、韓国貿易センター福岡
※個別相談交換会(12:30~15:30、ローズルーム4F)(荷主・製造メーカー・物流企業等国際貿易や調達、SCMへの足掛りとなる
モデル案を韓国の物流業社から直接ご相談できますのお気軽に申込お願い申上げます)