ニューシースによると、
韓国の自由貿易協定(FTA)を通じた貿易の割合が10年後は85%まで増加すると分析された。
対外経済政策研究院が14日に産業通商資源部の「新通商ロードマップ」に基づいて見通しを示した資料によると、韓国の全体貿易規模でFTA締結国との貿易割合は現在の35%から2023年には85%に高まると見込まれた。
この見通しは韓・中FTA、韓・中・日FTA、韓・インドネシアFTA、韓・ベトナムFTA、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)などの締結を前提にしている。
研究院は韓国とFTAを締結した国々の市場規模(GDP基準)が現在の56%から10年後は88%に拡大されるとの見通しを示した。人口をベースにすると41%から70%に増加する。
政府の新通商ロードマップにより、FTAの輸出活用率は現在の70%から2023年に85%まで高まると見込まれた。
中小・中堅企業の輸出における割合は33%から45%に増加し、輸出中小企業数も8万社から12万社へ50%増加すると見られる。
また、研究院では韓国の貿易規模が2023年に1兆7千億ドルまで拡大し、総輸出額とサービス輸出額はそれぞれ9,000億ドル、2,300億ドルを記録すると予想した。
韓国に対する外国人直接投資(FDI)の誘致規模は現在の135億ドルから2023年には160億ドルに増加すると予測された。
原文記事
出所:ニューシース(2013.06.14)
**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。