聯合ニュースによると、
韓国知識経済部の洪錫禹(ホン・ソクウ)長官と貿易協会の韓悳洙(ハン・ドクス)会長が5日、貿易業界の懸案について話し合った。特に韓米自由貿易協定(FTA)の発効効果を極大化するため、政府と業界が協力を強化することで合意した。
韓国の中小企業が韓米FTA発効効果を最大限活用できるよう、支援に重点を置く方針だ。2月に貿易協会内に設置された官民合同のFTA貿易総合支援センターに、業種別、協定別のコンサルティング担当者を置き、各地域のFTA支援センターにも専門家を常駐させることにした。企業別に現場支援のコンサルティングも実施する。
一方、両者は最近の経済動向について、1~3月期の貿易収支は黒字を記録したものの、中国の景気減速の懸念が強まっており、欧州財政危機の影響で欧州連合(EU)向け輸出も急減していると指摘した。
出所:聯合ニュース(2012.04.05)