聯合ニュースによると、
知識経済部は5日、1~3月期の外国人投資家による韓国への直接投資額(申告ベース)は20億500万ドル(約1690億円)で、前年同期比30.1%増加したと明らかにした。
国別にみると、景気が回復軌道に向かっている米国からの投資が前年同期比1068%急増の4億6700万ドルだった。金融・保険が3670%、電機電子など製造業が3333%、サービス業は410%増えた。
日本からの投資は東日本大震災の影響で製造業が36.0%減少したが、流通などサービス業が151.5%増え、全体では前年同期比40.1%増の3億6700万ドルとなった。
一部加盟国が財政危機に陥っている欧州連合(EU)からの投資は48.5%減の4億3400万ドル。中東も民主化運動で海外投資心理が悪化し、64.3%減の5500万ドルだった。
1億ドル以上の大型投資は前年より35.7%減少したが、1億ドル未満は72.6%増加した。新規投資は177.3%増の10億2600万ドル、増額投資は7.4%減の9億5000万ドルだった。
業種別では、製造が20.3%増の7億8700万ドル、サービスが45.7%増の12億ドルだった。
金融などサービス業投資が増え、ソウルへの投資が66.7%増の8億3500億万ドルとなた。韓国全体への投資の41.5%を占めている。
出所:聯合ニュース(2011.04.05)