聯合ニュースによると、
韓国とペルーは21日、ソウルで自由貿易協定(FTA)に正式署名した。韓国が他国と結んだFTAは8つ、締結相手国は45カ国となった。
署名式には外交通商部の金宗フン(キム・ジョンフン)通商交渉本部長とペルーのフェレイロス通商・観光相が出席した。両国は2009年3月にFTA交渉を開始し、昨年8月に妥結に至った。同11月にはFTA仮署名式を行った。
同部の李是衡(イ・シヒョン)通商交渉調整官は「FTA締結を機に、両国の経済・通商協力が強化され、韓国企業のペルーに対するエネルギー・資源投資の安定的な基盤ができるだろう」と述べた。
FTA発効後は、ペルーに輸出される乗用車と家電製品の関税が段階的に撤廃されるため、輸出量が大幅に増加すると予想される。また、開城工業団地で生産された製品を韓国製として認定するための域外加工条項に合意したため、開城工業団地生産品のペルー輸出拡大に弾みがつくことになりそうだ。
韓国・ペルーFTAは、両国が国内での手続き完了を通知してから60日後、または両国が合意した日に発効となる。
出所:聯合ニュース(2011.03.21)