知識経済部と韓国プラント産業協会は、今年年初から7~9月期までの海外プラント累積受注額が507億ドル(約4兆2177億円)で、年間ベースで初めて500億ドルを超えたと発表した。
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これまでの最高記録は、昨年の463億ドル。今年は9月末の時点で、これを9.5%超過している。
今年の受注額の大幅拡大は、超大型プロジェクトであるアラブ首長国連邦の原子力発電施設(約186億ドル)の受注に加え、原油高を受け中東・中南米など産油国のエネルギープラント投資が増加傾向にあり、事業量自体が増えたため。
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知識経済部は、今後の発注分などを考慮すると、通年の受注額は600億ドルを超えると見込んでいる。資機材の国産化を通じた受注効果の極大化、産業競争力の向上に向け、今月中に対策を策定・発表する計画だ。
連合ニュース 2010.10.3